野際陽子の闘病生活。千葉真一との娘・真瀬樹里が若い頃に似てる!

昭和から活躍する大女優・野際陽子さん。

いつまでも健康に元気で活動されているイメージがありますが、キャリア晩年には病気に苦しみながらの活動でありました。

今日は野際陽子さんの逞しく美しい闘病生活と、若い頃の圧倒的な可愛さについて書いてみたいと思います。

野際陽子は肺腺癌を患うも闘病しながら仕事。最後まで女優

女優・野際陽子さんは2017年6月13日に81歳で亡くなられました。

死因は「肺腺癌」でした。

野際陽子さんは2014年に初期の肺腺癌と診断され手術をするも、1年後の2015年にも再発し再手術

2度の手術で腫瘍を摘出していたのです。

2016年からは仕事復帰をしましたが、同年2016年中に再び癌が再発。

驚くべきは、2016年に癌が再発した際、野際陽子さんは癌を隠して撮影に参加していたのです。

2017年までに闘病しながら女優業に励んでいた

野際陽子さんは2017年に死去されるまで、ギリギリまで病気を隠して仕事に励んでいました。

2016年の秋からは『やすらぎの郷』の撮影中に癌が再発

体調が日に日に悪化する中、野際洋子さんはそれを周囲に隠し、亡くなる1ヶ月前の2017年5月7日まで撮影を続行し、重要なすべてのシーンを撮り終えていたのです。

ちなみに最後の撮影となった『やすらぎの郷』は、出演者に86歳の八千草薫さんを筆頭に石坂浩二さん、加賀まりこさん、浅丘ルリ子さんなど大ベテラン俳優が集結。

ストーリーは長年テレビや映画に貢献してきた者だけが入れる介護施設を舞台にしていただけに、その作品での野際陽子さんの演技は迫力満点でした。

何か特別な使命感を持って、苦しくても最後まで演じたのでは?と言われています。

仕事を打ち切った後も、入院してから1カ月強、一進一退を繰り返しながら必死に闘い抜いてきたそうです。

最後は愛娘の腕に抱かれ、事務所スタッフらに看取られて旅立ったと、最後の最後まで見事な人生でありました。

野際陽子の若い頃。千葉真一との娘・真瀬樹里

2017年に81歳で亡くなった野際陽子さん。

70代、80代になっても美しい肌を保ち、年齢を感じさせない外見をキープされていました。

亡くなる最後に撮影された「やすらぎの郷」でも、変わらない美しさを見せていました。

そんな野際陽子さんは、若い頃の美しさも別格でした。

実は元アナウンサーであることを知らない人が多く、当時の野際陽子さんの美しさは際立っていました。

20代の頃の野際陽子。アナウンサーから女優へ転身

野際陽子さんは立教大学卒業ですが、在学中は”ミス立教”に選ばれるほどの美人でした。

実は野際陽子さんこそが、初代のミス立教でした。

受験は友人が受けたから受けて合格したそうで、入学後は失恋の悲しみを埋める為、猛烈に勉強をした結果、特待生となりました。

立教大学時代の同期には長嶋茂雄さん杉浦忠さん、俳優の高橋悦史さん、フリーアナウンサーの押阪忍さんなどがおり、その年代と同期ということ時代が驚きですね!

大学卒業後にNHKアナウンサーとして入局。

テレビ『おはようみなさん』の司会を週1回担当。以降の2年間は週3本のレギュラー番組を担当していました。

ちなみにアナウンサーの就職は、数少ない大学の求人を見て応募してみて受かったそうです。

パリ留学の情熱があり番組の司会の仕事で留学資金を貯め、念願のパリへ留学し、そこで一人暮らしの夢も果たし、その後び女優に転身して活躍しました。

36歳で千葉真一と結婚し39歳で娘・樹里を出産

女優としてもブレイクを果たした野際陽子さん。

「キイハンター」で共演した大物俳優の千葉真一さんと1972年に36歳で結婚しました。

結婚式はギリシャのエーゲ海だったそうです。

とても36歳とは思えない美貌です。

結婚した3年後の1975年には、39歳にして娘・樹里さんを出産します。

40代にして幼い娘を育て上げます。

しかし、その後に千葉真一さんはハリウッドに進出。

1994年には日本に居たかった野際さんは、アメリカに拠点を移したかった千葉真一さんと離婚を発表しました。

娘の樹里が野際陽子の若い頃に似てる?

1975年に千葉真一さんとの間に生まれた長女・樹里さん。

一部では、若い頃の野際陽子さんに似てるのでは?という意見もあります。

個人的には千葉真一さんの方がそっくりに見えますが・・・。

娘の樹里さんは現在までに真瀬樹里(ませな)の芸名で女優として活躍されています。

2017年に野際陽子さんが亡くなった後、同年10月より放送された、黒柳徹子の半生を描いたテレビドラマ『トットちゃん!で、樹里さんが母・野際さん役を演じ話題となりました。

これは、野際陽子さんと親友だった黒柳さん本人からのオファーにより実現した配役でした。

基本的には樹里さんは千葉真一さんの方に似てると思いますが、「ドットちゃん」で母親の若い頃を演じたことにより、”似てる”というイメージが強くなっただけだと思われます。

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