女優・すみれが”太った”の価値観に異議。過去に誹謗中傷で号泣告白

石田純一さんの長女でモデル出身で女優で歌手のすみれさん。

容姿端麗な外見に穏やかで明るい性格に、男女問わずに人気の方です。

そんなすみれさんは2022年に第一子の子供を出産して以降、ネットなどで「太った」と言われることが増えました。

「太った」という心無い声に対して、すみれさんは異議を唱えています。

過去にはネット上の誹謗中傷でメンタルをやられたと語ったこともある彼女だけに、人の気持ちを考えたないネットの書き込みが許せないようです。

すみれへの「太った」の声に対して「日本では体型と体重のことを気にしすぎ」

すみれさんは俳優の石田純一さんと女優・松原千明さんとの間に生まれました。

出生は日本ですが、育ちはアメリカのハワイ州で、グリーンカードを持つ生粋の帰国子女です。

身長175センチのスタイルの良さを活かしてモデルの仕事をしていたこともあります。

本名 松原すみれ
出生地 東京都目黒区
出身地 アメリカ・ハワイ州
生年月日 1990年7月15日
職業 元モデル。歌手。女優。

第一子の長男を出産。妊婦の頃から「太った」など心無い声に怒り

すみれさんは俳優の両親を見て育ち、子供の頃からミュージカルに魅入られ、本人も歌手や女優など人前に出る仕事を選びました。

人に見られる仕事を選び、美意識は一般の人よりも圧倒的に高いです。

そんな彼女ですが、妊婦から出産した直後までに、日本人特有の体型や体重に対するお節介に疑問を感じたそうです。

第一子を妊娠中であった2021年の12月23日には自身のインスタグラムにて、

「本当に日本では体重や体型のことを気にします。

ダイエットも健康の為になら良くても、やりすぎると不健康なやり方は本当に危ない。

『痩せた』というと褒め言葉になって、『太った』というと傷つく文化になっていることもどうにかできないのか。

妊娠中でより繊細になっちゃってるからか、人と会うたび『凄いお腹が大きい』とか『食べすぎ』って言われるとちょっと嫌みに聞こえちゃう自分。

今はお腹の中に大事な命を抱えていて、本当は素晴らしいことなのになんでネガティブな方になっちゃうんだろう。

見た目だけに対するコメントや発言ではなく、もっと他に言える事がたくさんあるはず。」

と投稿し、多くの共感を集めていました。

その後、出産後に体型が変わったすみれさんに対して、「太った」の声は相変わらずでした。

「太ったからってそんなネガティブなことじゃないと思う。歳をとると身体に変化があるし みんな違うボディーなんだから。私はダイエットばかりしてストレスかかえて生きたくない。いろんな人がいるからいろんな美しさがある 私は自分を愛することを決めたの」としたうえで、「そして人を傷つけるコメントはみんなもういい加減にやめよう」

実際にはすみれさんはモデルでバリバリの頃は痩せ型でだっただけで、産後は10キロ程度プラスになりましたが、肥満体型ではなく、平均の健康体型です。

現在のすみれは無理なダイエットは行わず。運動と自然な食事を心掛ける

30代に入って子供を出産したすみれさんですが、仕事柄、最低限の体型はキープしないといけません。

若い頃のように簡単に減量ができなくなっているそうですが、現在はそれも気にしていないようです。

今では、現在のありのままの自分を受け入れいて愛しているそうですが、その一方でそもそもアジア圏に見る「痩せ信条」に関しては以前から疑問を感じていたそうです。

「『昔とは体型は変わりました。でも、私は私のことを愛しています』というふうに、いまの自分を受け容れて愛してあげる。そんな私の姿を見て、少しでも勇気づけられる人がいるといいな、と思っています。正直、私も日本にいるときは『痩せている イズ ベスト』という気持ちになってしまうこともあります。日本って、極端に太ってる方ってあまりいらっしゃらないですよね? それだけみなさん努力しているんだと思うし、素晴らしいとは思うんですが、同時に、『そんなに頑張らなくてもいいんじゃないかな』という思いも……」

すみれさんは元々はハワイに育ち、現在はアメリカでも女優の仕事をしています。

世界中の人の体型を見た中で、やはりアジア圏の体型の基準というのはズレており、そこに無理が生じるのはいかがなものか?ということです。

それでも、日本人の努力は”素晴らしい”と称えていのは、すみれさんの性格の良さですね。

すみれはネットの誹謗中傷に悩まされた過去。木村花の自殺は他人事ではない?

すみれさんは2016年に長期休業していたことがあります。

体調不良が原因での休業でしたが、その理由はネット上の誹謗中傷にあったのでは?と言われています。

誹謗中傷された発端は、すみれさんがジャスティン・ビーバーの来日ライブに行った際、自身のインスタで「やる気のなさ」「口パク」「ちょっとビックリ」と、公演内容を揶揄するようなハッシュタグを付けて投稿したことです。

その後、ジャスティンのファンから攻撃されてしまい、休業に追い込まれたとのことです。

当時は引退説が出るほどに打ちのめさレました。

このまま復帰する気はないのか尋ねると、「芸能界引退?全然、そんなことはありません(笑)。今回は仕事が入ったので日本に帰って来ました」と“引退説”についてはキッパリ否定。では、なぜ4カ月も休養していたのか――。
憶測を呼んだ休業だが、一部メディアでは、彼女がSNSに綴ったジャスティン・ビーバー(22)のライブの感想にファンから抗議が殺到、その心労が休養の理由と報じられた。『週刊新潮』の取材で石田もこのことを認め「しばらくネットの見られる環境から離れて、のんびりするよう勧めた」と語っていたが、すみれ本人はこう反論する。

元々「親の七光」など言われることもあった彼女だけに、かなりダメージを食らったようです。

2018年に出演した「有田哲平の夢なら醒めないで」にて、過去にネット上での誹謗中傷に苦しんでいたことを明かしました。

番組の中ですみれさんは、

「このお仕事をしているとメンタルがすごくやられちゃったり、前はネットとかですごくバッシングがあった。すごく落ち込んじゃったりする時があって、自分を自分でほめてやっていこうみたいなエール」

と発言し、有田哲平さんから「弱いんだ、実は」と聞かれると、全然弱いです。すぐ泣く。号泣。1人で家で泣いてる時もある」と明かしていました。

木村花の自殺に同情。コメント非表示も検討していた

2020年5月23日に、女子プロレスラーの木村花さんが、自身への中傷を苦に自殺し世間で大きな話題となりました。

各界の多くの方が誹謗中傷について見解を示し、言葉の暴力に対して注意喚起しました。

すみれさんも木村花さんが亡くなったことに対して、

「おはようございます。朝から悲しいニュースを見て凄く深く考えています。人は人。誰でも気持ちはある。ネットで何でも言える時代、本当に怖いです。言葉がどんなに傷つける力があるのかを考えないと。みんなお互いに優しくいようね。」

とは書き込み、多くの反響がありました。

すみれさんも、過去にネット上の誹謗中傷に悩まされたとして言及し、「コメント欄をやめるべきか」との発言をし賛同する声が多く上がっていました。

その後、産後にネット上で太ったと言われた際にも、

「芸能人だからってひどいことを書いちゃっていいんだって思ってる方々もいるのかもしれないけど、それは間違ってると思う。みんな本当に優しくし合って、自分にも優しくいよう」

と発言し、かつて木村花さんの時と同じような呼びかけていました。

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