プロ野球は夢に溢れる世界ですが、
内情はシビアな経営であることには変わりないです。
かつてブラッドピット氏が主演で話題を集めた、
「マネーボール」では野球球団の経営の難しさ、
お金にシビアなところでどう戦うのか?、そんなテーマが大受けしました。
結局、メジャーならヤンキースやボストン、
日本プロ野球では巨人や阪神、
そして昨年圧倒的な強さを誇ったホークスが強豪であるのが現実です。
やはり、世の中は何事も・・・、
なんて信じたくはないですが。
「金満野球」という言葉で、
近年のソフトバンクを語る方が多いです。
金満野球の意味とは?
高い年俸などで良い選手をガンガン補強していた事で、
「金満野球」と表現される事があります。
実際にはホークス以外にも、
サッカーならレアル、野球ならヤンキースと、
その球団の方法をネガティブに考えるファンも少なくないです。
映画「マネーボール」の中では、
貧乏球団は金持ち球団への選手を育てるファームのようなものだと、
見ていて切なくなるラジオDJのトークがあります。
自分の応援してる球団が貧しいチームで、
それが巨人やホークスの選手を育成するファームだと考えると・・・、
色々と寂しさと悔しさが胸を過ぎりますね・・・。
金満野球は正義なのか、悪なのか、
実際にも球団も選手も、儲かる方が良いのは事実です。
孫オーナーと金満野球
ソフトバンクの孫オーナーは、
お金を上手く使って、今の常勝軍団を育てたことを誇り思っているのと同時に、
ホークスを大きな黒字に変えた、経営的な成功も手にしているのです!
「金満野球」という言葉をどう考えているのか・・・?
結局、球団に大きな利益をもたらせて、
最終的には選手・関係者に大きな還元をしていることで、
先行投資の額こそは大きいものの、
「金満」をしているわけではないということです。
純粋に野球を楽しみたい人からすると、
この手の話は聞きたくないですよね・・・笑
ただ、孫オーナーが金満をしているような印象は、
間違っているということは認識しないといけません。
最終的にはソフトバンクのように高年俸の選手が多い球団が増えて欲しい
今の選手は昔の選手よりも年俸が高いのはわかりますが、
未だに球団の格差はあります。
正直、どこの球団もお金の回りが良くなれば、
一部のチームに良い選手が集中することは無くなります。
メジャーでは「贅沢税」というルールの中で、
チームの選手の格差をなくそうとしていますが・・・。
今、日本のプロ野球も、
どこのチームでも、良い選手はそれなりの額がもらえる状況が必要ですね。
なんせ、すぐにメジャーに飛び立つ選手が多く、
海外から入っていくる選手は、メジャーで旬が過ぎている・・・。
もっと、日本プロ野球が盛り上がっていくには・・・?
と考えると、数年前のソフトバンクのような方法も、悪くないと思います。