相洋(神奈川)先発右腕の本田真也投手(3年)が投打にわたる活躍。37年ぶりの「夏」4強入りを果たした。
本田は投げては相手を無四球、5安打で完封した。4番打者としても5、7回と連続二塁打を放ち、3安打4打点だった。「内角をついて攻めの投球ができた。タイムリーは外野を越えていけーと思い打った」と無表情で話した。高橋伸明監督(35)は「時が止まった感じです」。引用元:Yahoo!ニュース
今年は夏の甲子園及び、その予選大会が中止となっていますが、全国で高野連独自の「県高校野球大会」が実施されており、各地区で劇的な試合が繰り広げられてます。
強豪校が負けてしまうのは、甲子園に出れないモチベーションの低下なのか、自粛期間の過ごし方の問題なのか分かりませんが、今年に至っては見事に下克上が多いです。
特に意外だったのは神奈川大会の相洋高校です。
何と22日の準決勝で星槎国際湘南を9−6で下し、初めての決勝進出を果たしたのです!
昨年は相模原高校が横浜高校を倒すというドラマがありましたが、今年は相洋高校が何かやってくれそうですね!
相洋高校野球部メンバー2020年のベンチ入りメンバー(出身中学)
背番号 | 選手 | 守備 | 学年 | 出身 | 投/打 |
1 | 本田眞也 | 投手 | 2年 | オセアン横浜ヤング | 右/右 |
2 | 加藤陸久 | 捕手 | 2年 | 開成町立文命中 | 右/右 |
3 | 二宮巧磨 | 内野手 | 1年 | 小田原足柄リトルシニア | 右/左 |
4 | 小倉千琳 | 内野手 | 2年 | 湘南ボーイズ | 右/右 |
5 | 穂坂尚哉 | 内野手 | 2年 | 小田原市立千代中 | 右/右 |
6 | 国井勇斗 | 内野手 | 2年 | 二宮大磯リトルシニア | 右/左 |
7 | 笠間泰生 | 外野手 | 1年 | 伊勢原リトルシニア | 右/右 |
8 | 上野伊吹生 | 外野手 | 2年 | 二宮大磯リトルシニア | 右/右 |
9 | 鈴木心晴 | 外野手 | 2年 | 開成町立文命中 | 右/左 |
10 | 石井将吾 | 投手 | 2年 | 右/右 | |
11 | 吉川宗吾 | 外野手 | 2年 | 横浜全戸塚ヤングパワーズ | 左/左 |
12 | 常廣正成 | 捕手 | 2年 | 右/右 | |
13 | 梶山碧天 | 不明 | 1年 | ||
14 | 藤田雄己 | 不明 | 2年 | ||
15 | 石塚虎太朗 | 不明 | 2年 | 小田原ボーイズ | |
16 | 瀬戸風馬 | 不明 | 2年 | ||
17 | 崎元涼介 | 内野手 | 1年 | 湘南ボーイズ | 左/左 |
18 | 大森凪人 | 外野手 | 2年 | 湘南平塚北リトルシニア | 左/左 |
19 | 高橋凜 | 不明 | 2年 | 静岡裾野リトルシニア | 右/右 |
20 | 高柳大輝 | 投手 | 2年 | 横浜泉中央ボーイズ | 右/右 |
21 | 串田大和 | 不明 | 1年 | 小田原足柄リトルシニア | 右/右 |
22 | 佐藤元紀 | 不明 | 1年 | ||
23 | 竹下陽翔 | 外野手 | 1年 | オセアン横浜ヤング | 右/右 |
24 | 渋谷友希 | 不明 | 1年 | ||
25 | 小峰洸 | 不明 | 1年 |
相洋高校野球部2020年のスタメン
打順 | 守備 | 名前 | 学年 |
1 | 右 | 鈴木心晴 | 3年生 |
2 | 一 | 崎元涼介 | 2年生 |
3 | 捕 | 加藤陸久 | 3年生 |
4 | 遊 | 国井勇斗 | 3年生 |
5 | 投 | 本田眞也 | 3年生 |
6 | 左 | 吉川宗吾 | 3年生 |
7 | 中 | 大森凪人 | 3年生 |
8 | 三 | 二宮巧磨 | 2年生 |
9 | 二 | 小倉千琳 | 3年生 |
本田眞也投手の出身中学と経歴
生まれ | 2002年 |
利き手 | 右投げ右打 |
ポジション | 投手 |
学年 | 3年生 |
小学校 | 中田中学校池谷ブルーファイターズ |
中学校 | 中田中学校(オセアン横浜ヤング) |
本田投手は昨年から神奈川で注目される投手でした。
夏の大会で防御率1点台でベスト4にチームを導いてます。負けたしまった東海大相模戦のピッチングも見事でした。
今年も準決勝まで失点0という驚異のピッチングを披露していました。
<高校野球神奈川大会:相洋5-0立花学園>◇16日◇準々決勝◇バッティングパレス相石スタジアム平塚
昨年の夏は優勝が見えてただけに悔しかったそう。
リベンジを誓った今年の夏は甲子園自体が中止になってしまいましたが、独自大会でしっかりと爪痕を残しました。
加藤陸久の出身中学と経歴
世代 | 2002年度生まれ |
利き腕 | 右投右打 |
ポジション | 捕手 |
学年 | 3年 |
出身小学校 | 神奈川県開成町立開成小学校 |
出身中学 | 開成町立文命中 |
代表 | BFA U-15アジア選手権日本代表(2017年) |
中学の頃から地元で知られるスター選手だったみたいです。
おそらく強豪校からたくさん推薦があったでしょうが、中学時代の同級生と共に地元神奈川県の相洋高校に進学したそうです。
今春の県大会を初制覇して、8月の全国大会に出場した文命中野球部の加藤陸久(3年)がこのほど、11月に開催される「第9回BFA U-15アジア選手権」に出場する侍ジャパン代表に選手された。
加藤選手は、兄・大地さんの影響を受けて小学1年生の時に少年野球クラブ「開成イーグルス」(山口雄司監督)で野球を始めた。
小学校時代は県大会でベスト4に入るなど強豪チームの捕手として活躍し、その同級生とともに文命中野球部に入部。2年の夏ベスト4、秋には準優勝を果たし、11月に神奈川代表として出場した関東北信越大会で準優勝するなど、今年も活躍が期待されていた。
今春は同校初の県大会優勝を果たし、決勝戦では3点差で迎えた最終回に同点本塁打を放ち延長戦勝利に貢献した。「1人だけ打球が違う」とチームメイトの鈴木心晴遊撃手(3年)が話すように加藤選手の打撃は全国が注目する存在で、侍ジャパンでは50m走6秒3の俊足も活かせる外野手として起用される見通し。引用元:タウンニュース
まさか、神奈川の決勝までたどり着くなんて、まるで漫画「メジャー」みたいな展開ですね。
甲子園がなくても、こういう小さなドラマが脚光を浴びるのはとても良いことだと思います。